日本酒ができるまで

日本酒って何?

米・米麹・水を原料として発酵させて、こしたお酒です。

 

 

どうやって作られているの?

 

酒米(酒造好適米)

酒米(お酒の原料となるお米)は、私たちが普段食べているお米とは違います。
主な酒米の紹介をします。

 

山田錦
酒米の王様。甘・辛・酸、すべてのバランスがよい品種。
8割は兵庫県でつくられており、中でも兵庫県北西部は「特A地区」と呼ばれ、
最も良質な山田錦を生産しています。
酒質としては香味に優れ、まろやかさのあるお酒になると言われます。
バランスが良いため、うまみが同心円状に広がっていく印象です。

 

五百万石
東の横綱と呼ばれる人気の酒米。
主要産地は新潟県のほか、福井県、富山県、石川県の北陸地方。
酒質は、山田錦のような肉厚なものと違い、やや硬くスッキリとしたキレの良い味わい。
淡麗辛口が特徴です。

 

 

愛山
山田錦と、最古原生種の雄山をルーツに持ちます。
米が砕けやすく高精白には向きません。
よく溶けるため雑味が出やすい傾向にありますが、
一方で米の濃醇な甘みも強く感じられます。
栽培が難しく、酒づくりに高い技術を要するため、希少なお酒です。

 

出羽燦燦
山形県が生んだ酒米。
雑味が少なく、ふっくらと香り豊かな味わいが特徴。